プランターの下部に内蔵した音響システムは、高音質再生技術や音響解析・高精度チューニング技術を搭載することで、自然界の音を高音質で再現。自然界の音は、人をリラックスさせつつ集中させる効果があり、生産性を高めるワークスペースの構築に役立つ。
パナソニック テクニクスブランド事業担当 参与 小川理子氏は、「音響システムは、シミュレーションモデルを使用することで、さまざまな部屋の寸法やレイアウト、残響と反響に最適な音響設計に仕上げている。また、高精度チューニング技術で、鳥の鳴き声など多様な音を自然界と同じ方向や音量、周波数で再生することが可能だ。例えば、鳥のさえずりは上方から響き、川のせせらぎは下方から聞こえる」と説明した。
続けて、「状態の悪い空間でも、良質な音が響くように音質を補正する技術“Space Tune”をスピーカーが備えているため、場所を選ばす使える。システムの筐体はアーチ型で広範囲に音が響く」と付け加えた。
テクニクスの音響システムを採用したオリジナルビッグテーブルやオリジナルミドルテーブル、オリジナルベンチは既に、矢作建設工業やオーク情報システム、JX金属のオフィスへの導入が決まっている。PBSは2022年度までの3年間で今回開発したオフィス家具を累計90社に導入することを目標に掲げている。
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