パソナ・パナソニック ビジネスサービス(PBS)とパナソニックは、パナソニックのオーディオブランドテクニクスの音響システムを採用したオリジナルビッグテーブルやオリジナルベンチなどのオフィス家具を開発した。各オフィス家具にはストレスの削減に効き目がある植物を最適な緑視率で植栽したプランターを組み込んでおり、職場環境の改善に役立つ。PBSは2022年度までに、今回開発したオフィス家具を累計90社に導入することを目指している。
パソナ・パナソニック ビジネスサービス(PBS)とパナソニックは、オフィスに植物などを配置し、従業員のストレス軽減や生産性向上を実現するサービス「COMORE BIZ」の一環として、パナソニックのオーディオブランドテクニクスの音響システムを採用したオリジナルビッグテーブルやオリジナルミドルテーブル、オリジナルベンチを2020年7月16日に発売した。
COMORE BIZは、ワークスペースを人間に最適な自然環境に近づけるバイオフィリア理論に基づき、職場に植物を設置し、居心地の良い空間を構築するオフィスサービス。具体的には、ストレスの低減に効果がある植物を採り入れ、緑視率※110〜15%を達成した空間を作る。
※1 緑視率:人の視界に占める緑の割合で、緑の多さを示す指標を指す。
2020年7月16日にPBS主催の記者発表会で、PBS 代表取締役副社長 岩月隆一氏は、「通信事業を手掛ける日本テレネットの調査によれば、植物が存在する職場では、植物が無いワークスペースと比べて、従業員のストレス値が11%下がることが明らかになっている」と示した。
COMORE BIZのノウハウを生かし開発したオリジナルビッグテーブルやオリジナルミドルテーブル、オリジナルベンチは、ストレスの削減に効き目がある植物を最適な緑視率で植栽したプランターを組み込んでおり、スタッフの精神状態に良好な影響をもたらす。
各家具のデザインコンセプトは、「植物の葉のうねりや流れ、朝露の持つ特有の空気感に家具としての形を与え、音と共にデザイン」するで、それぞれの形状は自然界の現象や特徴を表現している。
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