2020年3月の建設技術者数は41万人(同110.8%)となり、2カ月連続でプラスとなり、前年同月比でも大幅に増えた。
建築・土木・測量技術者(常用・除くパート)の有効求人倍率は、2カ月連続で低下し、前年同月よりも0.40ポイント低い6.11倍となった。
有効求人数は前年同月比91.6%、新規求人数は同95.7%で、ともに3カ月連続で前年を下回り、建設業各社の求人意欲は低下傾向が続く。
有効求人倍率の先行指標となる新規求人倍率も、前年同月比0.25ポイント低下して7.92倍。有効求職者数は同97.6%で、求職者の長期的な減少傾向が続いている。
建設・採掘の職業(常用・除くパート)の有効求人倍率は、前年同月比0.15ポイント低下して5.22倍となり、58カ月ぶりに前年同月を下回った。
有効求人数は前年同月比90.6%、新規求人数は同95.8%となり、ともに3カ月連続で前年を下回り、建設業各社の求人は減ってきている。
有効求人数は、2019年12月と2020年1月よりは増加し、10万759人であったものの前年同月比92.1%。新規求人数は3万3768人で先月より増加したが、同88.7%となり、ともに2カ月連続で前年を割り、建設業各社の求人意欲は低いことが推察される。
建設技術者の求人倍率は踊り場に、新型コロナ拡大で需給ギャップは緩和か?
新型コロナが建設業の採用活動に与える影響を緊急調査、人材確保の好機とみる中小も
国交省がテレワーク人口実態調査の結果を公表、建設業は業種別で5番目の導入率
新型コロナで建設業の“テレワーク”は?実態をヒューマン総研が緊急アンケートCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
人気記事トップ10