ラッシュ・ストリート、北海道の統合型リゾートでIR構想を発表プロジェクト

ラッシュ・ストリートは、第1回北海道統合型リゾート産業展に出展し、同社の日本法人において北海道の自然を尊重した人と環境に配慮あるIR構想を発表した

» 2019年12月11日 08時00分 公開
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 ラッシュ・ストリートは2019年11月27日、第1回北海道統合型リゾート産業展に出展し、北海道の自然と地域社会の共存共栄を可能にするラッシュ・ストリート・ジャパンのIR構想を発表した。ラッシュ・ストリートは北海道での統合型リゾート(IR)の実現を目指す。

 今回発表するIR構想には、不動産開発で培って来た知見と最先端の技術を融合した独自のアプローチやデザイン、地域と一体となり新しい価値観を創出するIR開発を目指すラッシュ・ストリートのビジョンが反映されている。

 北海道統合型リゾート産業展は、2019年12月11日と12日にアクセスサッポロで開催される。展示ブースの訪問者は、大型スクリーンやマルチメディアを駆使して再現したラッシュ・ストリートのIR構想を体験することができる。また、ブース中央には特設ステージを設け、ティム・ドレフコフと建築チームの代表者がIR構想について発表する。その他、北海道にゆかりのある有識者をゲストに迎え、環境、雇用、地域事業者との連携をテーマに北海道の未来についてトークセッションを繰り広げる予定だ。

 ラッシュ・ストリート・ジャパンは2018年10月に設立されたラッシュ・ストリートの日本法人だ。同年12月に苫小牧にオフィスを開設。北米でエンターテイメント事業を手掛けるラッシュ・ストリートに、関連会社の北米大手不動産 デベロッパーJMBリアリティと不動産ファンド会社ウォルトン・ストリート・ キャピタルのリソースを加え、日本においては北海道におけるIR開発を目指している。

 同社は、公式ツイッター、フェイスブックページとインスタグラムのフォロワー数の合計数に100円を掛けた額を「北海道新聞野生生物基金」に寄付するキャンペーンを実施する。同基金は北海道の自然の素晴らしさを伝え、豊かな自然に生きる野生生物を未来に引き継ぐ活動を行っている。キャンペーンの実施は、2019年12月5日〜2020年1月6日までを予定している。

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