アイシン精機とアイシン・エィ・ダブリュは、コネクティッド技術とセンサー情報分析技術を活用し、道路維持管理支援サービスの実証実験を岡崎市で開始した。従来の道路維持業務の管理業務の迅速化、効率化を目指す。
アイシン精機とアイシン・エィ・ダブリュは2019年9月27日、岡崎市(愛知県)とともに道路維持管理支援サービスの実証実験を同年10月2日より開始すると発表した。
道路維持管理支援サービスとは、走行車両で収集したデータから道路の異常を検知し、その情報の提供、補修に向けた計画支援、対策実施といった道路の維持管理のトータルサービスだ。従来の道路維持業務を、より効率的に改善できるという。
市民が安心して道路を利用するには維持管理業務は必要不可欠であり、これまで以上に管理業務の迅速化、効率化が求められている。このような課題に対し、アイシングループの「コネクティッド技術」や「センサー情報分析技術」で、車両で収集したデータを活用することにより、道路パトロール業務、管理者の補修計画作成業務を支援するサービスを提供し、管理業務の迅速化、効率化を目指す。これにより市民が安全に、安心して道路を利用できる環境を実現していく。
今回の実証実験では、資材車やパトロールカー、移動車などの車両にコネクティッドモジュールを搭載しデータを収集。道路管理者は位置情報活用PFに集まったデータを活用し、路面状態確認用Webアプリにて路面状態の確認と補修計画の自動作成する。道路パトロール作業者・道路補修者に作業管理用端末を配布することで、作業指示確認、作業結果報告業務を効率化するという。
実証実験の期間は2019年10月2日〜2020年3月31日までを予定している。
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