三菱地所レジデンス、三菱商事都市開発、野村不動産の3社は、名古屋市にあるノリタケカンパニーリミテドの本社工場跡地でファミリー向け分譲マンションの着工を発表した。
三菱地所レジデンス、三菱商事都市開発、野村不動産の3社は、2019年8月29日、名古屋市の「ノリタケの森地区計画」における住宅街区開発「名古屋市西区則武新町3丁目計画」の着工を発表した。
ノリタケの森地区計画とは、名古屋駅北東約1キロメートルにあるノリタケカンパニーリミテドの創業地・本社工場跡地に位置している。産業と文化の原風景として市民に開放されており、歴史的な産業資源を保存している「ノリタケの森」を維持しながら商業・住宅の開発を行い、緑豊かでにぎわいや交流のある災害に強いまちづくりを目指している。
今回の住宅街区開発では、3社がこれまで培ってきたノウハウを活用し、地上19階建、総戸数462戸の分譲マンションを開発するとしている。間取りは2LDK〜4LDK(約61〜93平方メートル)とし、子育て支援施設も導入する。緑豊かで、多種多様な住まいのニーズに応える住まいづくりやコミュニティー形成の他、大規模敷地における歩行者の動線確保や、名古屋駅方面に続く歩行者用通路の新設など、安全で快適な歩行者空間を整備する。完工は1工区は2021年10月、2工区は2022年11月を予定している。商業地区にはイオンモールによるオフィス複合型商業施設を計画しており、2021年秋の開業予定だという。
なお、本プロジェクトの物件Webページ開設は 2020年1月ごろ、モデルルームオープンは2020年夏ごろとなる予定だ。
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