Automagiは画像映像データから、構造物の劣化現象の検知と劣化度のスコア判定、報告書作成までを自動化する、社会インフラ向けソリューション「AMY InfraChecker」の提供を開始した。
Automagiは2019年8月22日、カメラで撮影した画像映像データから、橋梁や道路、トンネル、建築物など構造物の劣化現象の検知と劣化度のスコア判定、報告書作成までを自動化する、社会インフラ向けソリューション「AMY InfraChecker(エイミー インフラチェッカー)」の提供を開始したと発表した。
本ソリューションが点検・診断の対象とする劣化項目は、サビ(腐食)、ひび割れ(クラック)、部位破損、塗装剥がれ、塗装浮き、漏油・漏水など7種類。劣化以外にも、アナログ計器の異常値検知など、幅広い目視点検を対象とする。劣化位置の検出だけでなく、劣化度をスコア判定し3段階に自動分類する。
また、ドローンで撮影した場合、背景から対象となる構造物のみを切り出し、構造物の2次元の面積に対する劣化の割合や度合いを総合スコアとして算出するロジックを構築した。総合スコアを比較することで、どの構造物から二次詳細点検・修繕に着手すべきかの優先付けが容易にできる。
さらに、業務の大部分を自動化することを目的として、企業や自治体が作成済みの報告書に合わせた形式でデータ出力をする機能も提供する。
本ソリューションは、ドローンサービスを展開する企業と販売代理店契約を結び、ドローンサービスと組み合わせた販売も開始する。
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