売り上げ目標3000億円を推進する体験スペースを開設、空気質・水質を再定義し新たな価値創出空気質・水質の新たな体験価値提案スペース「Reboot Space」(2/3 ページ)

» 2019年08月21日 07時00分 公開
[遠藤和宏BUILT]

映像に連動した香りを気流で届けるデジタルサイネージ

 Reboot Spaceは「臨場感」「自然感」「集中サポート」「清潔安心」といったテーマをそれぞれ表現した4つのスペースで構成されている。

 臨場感をテーマにしたスペースには、特殊なデジタルサイネージが設置されているのが特徴。デジタルサイネージの上部と下部の吹き出し口から排出される気流は、画面中央部で衝突し、画面から風が吹いているようなエアーフローを実現している。

 映像の内容に合わせて、ピンポイントに気流に香りを乗せられる上、残り香の残留時間なども計算された仕様となっているため、次に送られる匂いとぶつからない設計。2019年8月5日に行われたデモンストレーションでは、映された内容に合わせて、森林やフローラルの芳香が気流に付加された。商業施設やビルのエントランスロビー、待合場所を想定したディスプレイとなっている。

デジタルサイネージが配置された臨場感をテーマにしたスペース
ピンポイントで面から気流を生む構造で

 自然感をテーマにしたスペースは、屋久島で取得したデータを基に、自然の風を再現した誘因気流を実現している。この誘因気流は、床下のエアコンから発生しており、リラックス効果を生む1/fゆらぎの要素を取り入れている。吹き出し口は設置された複数の柱に装着されている。

 この他、自然の水循環サイクルをイメージした水流装置、照明、スピーカーなども設置されている。風量やスピーカーの音声、照明の強さなどを変え、朝もしくは夕方をイメージした仕様に変えられる。ビルのエントランスや待合室、オフィスの休憩所をモデルとした展示となっている。

水流装置や自然の風を再現した誘因気流を発生するエアコンを備えた自然感をテーマにしたスペース
自然の風や水の流れの再現を可能にした構造

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