松電舎は、AIを活用した「AI-Detector」の販売を開始すると発表した。個数カウント、加工不良、有無検査などの外観検査をAIにより自動化した。
松電舎は2019年6月11日、AI(人工知能)外観検査ソフトウェア「AI-Detector」を発表した。2019年6月25日から販売を開始、価格は17万8000円(税抜き)。
AI-Detectorは、個数カウント、加工不良、有無検査などの外観検査をAIを用いて行えるソフトウェア。今回は機能を最小限に絞り汎用ソフトとしてアプリケーション化した。
これまでの外観検査で必要とされた位置決めや位置補正などの細かい設定を必要とせず、社内サーバやクラウド、AIに関する専門知識、プログラミングも不要。映像を撮影するだけで判定できる。検査結果は、画像やExcelで保存可能だ。
一般的に最低100枚以上は必要だといわれるシステムのトレーニング(学習)画像を最低15枚に抑え、通常半日〜1日かかるトレーニング時間を最短1時間まで短縮した。
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