大和ハウス工業が、神奈川県藤沢市で街びらきを執り行った「セキュレアシティ藤沢 翼の丘」では、入居者の健康や住みやすい居住性を考慮し、IoTやAIを採り入れ、スマートウェルネスシティーの実現を目指している。
大和ハウス工業は、神奈川県藤沢市で戸建分譲住宅地「セキュレアシティ藤沢 翼の丘」の街びらきを2019年3月14日に行った。これに併せて、「スマートウェルネスシティー」の拠点となる集会所のオープン、IoTとAIを活用した健康促進サービスの提供も開始した。
セキュレアシティ藤沢 翼の丘は、小田急江ノ島線「藤沢本町駅」より徒歩3分で、ターミナル駅「藤沢駅」からも徒歩圏内に立地する旧神奈川県立藤沢高等学校の跡地に建設される全114区画の大型戸建分譲住宅地。
多様な世代が健康で安心して暮らせる「スマートウェルネスシティー」をまちのコンセプトに、神奈川県が掲げる「健康寿命日本一」の一助となるべく街づくりを進めている。
セキュレアシティ藤沢 翼の丘のプロジェクトは、2010年3月に県立高校の再編統合に伴い閉校した藤沢高校の跡地で、高齢者や障がい者、子育て世帯など、多様な世帯が健康で安心して暮らせるモデル事業として実施。事業者を選ぶ公募型プロポーザル方式に、大和ハウス工業が応募した結果、2015年4月に事業候補者に選出。2016年3月から解体工事に着手し、2017年3月に造成工事に入った。
分譲地では、入居者の日常運動を促進するため、ソニーネットワークコミュニケーションズが提供するパーソナルヘルスプロモーションサービス「FAIT(ファイト):Fit with AI Trainer」を導入。スポーツセンサーと運動解析技術で、定期的な体力測定の結果と、専用のアクティビティートラッカー「FAIT タグ」で記録した食事・睡眠・歩数などの日常活動記録を解析。ユーザーに合わせたトレーニングメニューをアドバイスする。
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