建機マケプレ「ALLSTOCKER」運営企業SORABITOに住友商事が約5億円を出資産業動向

住友商事は、建機オンラインマーケットプレイス「ALLSTOCKER」を運営するSORABITOの第三者割当を引き受け、総額約5億円の出資を行ったと発表。

» 2019年06月07日 10時00分 公開
[BUILT]

 住友商事は2019年5月13日、建機オンラインマーケットプレイス「ALLSTOCKER」を企画および運営するSORABITOに対して総額約5億円の出資を行った。SORABITOの第三者割当増資を引き受けたもので、同社による第三者割当増資は2015年9月に続き2度目の実施となる。

 SORABITOは建機保有者の間に立ち、問題解決や業界活性化に取り組むITソリューション企業。同社が運営する「ALLSTOCKER」は中古建機売買のプラットフォームで、常時開催の「ALLSTOCKERマーケット」、定期開催の「ALLSTOCKERオークション」などを展開する。

photo 「ALLSTOCKER」HPイメージ(クリックで拡大) 出典:住友商事

 建機のレンタル・販売・サービス事業を世界規模で展開する住友商事は、「ALLSTOCKER」を運営するSORABITOとの資本業務提携を深めることで、建機業界を活性化させる新サービスの展開や課題解決を支援し、社会インフラの整備や経済発展に貢献したい考えだ。

 住友商事は「社会とともに持続的に成長するための6つのマテリアリティ(重要課題)」を掲げ、事業戦略の策定などの目安としている。今回の出資事業は、同マテリアリティの中の「地域と産業の発展への貢献」および「多様なアクセスの構築」に資する事業と位置付ける。

photo 住友商事「6つのマテリアリティ」(クリックで拡大) 出典:住友商事

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