ウェアラブルカメラ購入で無料利用、中小ゼネコンが評価する動画通信システム現場管理(2/2 ページ)

» 2019年06月07日 09時00分 公開
[遠藤和宏BUILT]
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高感度対応で暗所でも明確に撮影

 ウェアラブル小型カメラは、ヘルメットへの装着を想定した「MCS-W225」や安全眼鏡に取り付ける「MCS-M291A」、胸ポケットに設置可能な「MCS-E290」、ストラップに挟める「MCS-T291」をラインアップしている。

スマホ(左)とMCS-W225(右)で暗所を撮影した比較画像 出典:インフィニテグラ

 MCS-W225は重量が60グラム。端末に接続するUSBケーブルは、カメラに接合してあり、コネクターはType-CもしくはMicro-Bを選択できる。水平画角は96度となる。

ヘルメットに装着されたMCS-W225 

 MCS-M291Aは重量が11グラム。出荷時は、背面板とレンズが付属しており重さが25グラムとなる。水平画角は70度。デバイスに接続するUSBケーブルは別途必要で、コネクターはUSB 2.0Mini-Bメスに対応している。

安全眼鏡に取り付けられたMCS-M291A 

 MCS-E290は、重量が90グラムで、水平画角は126度。逆光補正機能を持つ。端末に接続するUSBケーブルは本体に取り付けてあり、コネクターは USB 2.0Standard-Aオスとなる。

 MCS-T291は重量が20グラムで、水平画角は126度。端末に接続するUSBケーブルは、カメラに接合してあり、コネクターはType-CもしくはMicro-Bに対応している。

MCS-T291で撮影した画像 

 MCS-E290を除き、いずれも高感度対応で、暗所でも対象を明確に撮影できる。最高解像度は、MCS-W225が1280×960ピクセルで、その他は1920×1080ピクセル。フレームレートは各製品とも30fpsとなっている。MCS-T291以外は、本体にIP65規格の防水性能を持つ。各カメラの価格は6万9800円(税抜き)だ。

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