ドローン撮影映像をリアルタイム共有、「SENSYN DC」がスマホやタブレットにも対応ドローン

センシンロボティクスは、これまでWindows版だけだったドローンのリアルタイム映像共有サービス「SENSYN DC(センシン ドローンコミュニケーションサービス)」をiOS/Android/Mac OSにも対応させ、スマートフォンやタブレットから複数人による映像共有ができるようになった。

» 2019年05月09日 11時22分 公開
[石原忍BUILT]

 センシンロボティクスは、ドローンを使ったリアルタイム映像共有サービス「SENSYN DC(センシン ドローンコミュニケーションサービス)」のiOS/Android/Mac OS版アプリの提供を開始した。

タブレット上からドローンのカメラ向きやズームの操作も

iPad miniで表示した「SENSYN DC」 提供:センシンロボティクス
Androidのスマホで表示した「SENSYN DC」 提供:センシンロボティクス

 SENSYN DCは、ドローンで撮影している映像をノートPCやスマートフォン、タブレットから、遠隔かつ複数の拠点でリアルタイムに共有しながら、相互にコミュニケーションを図れるクライアントアプリのサービス。SENSYN DCを利用することで、災害発生時や高所の設備点検の際に、危険を伴う現場へ赴く必要が無くなり、遠隔地の対策本部や関係部署にいながら、リアルタイムで現場状況を把握して、適切な対策を講じられるようになる。

 送電線や橋梁(きょうりょう)など、広域にわたる社会インフラの保守・点検では、専門スキルを持つ担当者が遠方からドローンの映像を通して状態を確認することで、点検作業の安全確保と効率化がもたらされる。

 スマホやタブレット上の専用アプリ画面では、映像に合わせ、飛行しているドローンの位置情報の他、飛行中の生データをテレメトリー情報として表示。位置情報は地図上に表示され、Google マップや衛星写真と切り替えられる。テレメトリー情報は、バッテリー残量をはじめ、対地高度、飛行速度、機体の傾き、方位を確認することができる。

 さらにPCまたはタブレットでは、ドローンが撮影している映像を見ながら、遠隔操作でカメラの向きの変更やレンズのズームが行え、特定の対象物をより詳細に視認することが可能だ。なお、カメラ自体の個別機能は機体の機能に準じる。

MacBook上での表示イメージ。ドローン位置を示すGoogle マップの下にテレメトリー情報が数値化して表示される 提供:センシンロボティクス

 SENSYN DCの対象となるドローンは、特定の機体に限定しているわけではなく、マルチドローン対応をしており、機体やカメラの性能など、ユーザーの業務に合わせ、アプリも含めたパッケージで提供する。そのため利用料金は、初期費用+月額制を合わせた個別での見積もりになるという。

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