永坂産業と戸田建設は、「京橋一丁目東地区における特別地区計画」の街区名称を「京橋彩区」(きょうばしさいく)に決め、運営組織の「京橋彩区エリアマネジメント」が発足した。街区名称は同時に、主に地上から低層部分に整備が予定されている文化貢献施設の総称にもなる。
永坂産業と戸田建設は、東京・京橋の「京橋一丁目東地区における特別地区計画」(2016年3月都市計画決定)で、街区名称を「京橋彩区」に決定した。
運営組織の「京橋彩区エリアマネジメント」は、両社が社員として参加し、街に開かれた芸術や文化の拠点を掲げたエリアマネジメントと情報を発信する。京橋彩区では、2019年7月に北側で建築中の「ミュージアムタワー京橋」を先行オープンさせ、その後は2024年のグランドオープンを目指し、街づくりを本格化させる。
京橋彩区は、JR東京駅から徒歩5分圏内にある開発街区(敷地面積8965平方メートル)が対象のプロジェクト。建物は、2棟で構成され、事業者はそれぞれ永坂産業と戸田建設が担う。敷地北側で2019年7月の開業が予定されているミュージアムタワー京橋は、地下2階/地上23階建て、延べ床面積は約4万1800平方メートル。主な用途は事務所、美術館、展示施設など。
敷地南側で2024年オープン予定の(仮称)新TODAビルは、地下3階/地上28階建て、延べ床面積は約10万1500平方メートル。主な用途は事務所、店舗、展示施設、創作・交流施設、情報発信施設など。
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