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» 2018年09月28日 13時00分 公開

2019年度に着工する“品川新駅”周辺の開発プロジェクト、4街区に5棟を計画 (2/2)

[石原忍,BUILT]
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エキマチ一体化、国際ビジネス交流拠点、防災力強化など3つを掲げる

新駅歩行者広場イメージ 出典:JR東日本

 エリア全体のコンセプトは、「エキマチ一体の都市基盤形成」「国際ビジネス交流拠点にふさわしい多様な都市機能の導入」「防災対応力強化とC40が掲げる先導的な環境都市づくり」の3つを掲げる。

 エキマチ一体化では、新駅前の歩行者ネットワークの起点として、新駅と街を一体的につなぐ。国際ビジネス交流拠点の顔となるデッキレベルで「新駅歩行者広場(約6500m2)」、地上レベルには新駅と周辺地域をつなぐ地域交通機能を担う「交通広場(約3500m2」を配置。駅と街全体を一体的に連結する地上・デッキレベルで合計2万m2の緑地を含めた広場空間を創出する。

 また、品川新駅を抜け、線路を上空で横断して芝浦港南地区に至る歩行者専用道(延長240m、幅員11〜17m)も設置する。

デッキレベルの歩行者通路のイメージ 出典:JR東日本
新駅前の重層的な広場の整備 出典:JR東日本

 エリア全体の防災対応では、災害時に1万人相当が一時滞在できるスペース、各街区で連携した災害支援機能を確保する。非常時の電力は、デュアルフューエル型非常用発電機を導入し、自営電力が停止した際にも電力を保持する。

 エネルギー面では、低炭素にも資する自営電力およびCGSによる各街区への電力供給、地域冷暖房施設による熱供給を行うとともに、災害時にも電力・熱の確保が可能な自立・分散型エネルギーネットワークを構築する。未利用エネルギーの有効活用と環境負荷低減では、下水熱利用や食品廃棄物などのエネルギー回収により、未利用エネルギーの積極的な活用を推進。将来的に「東京都建築物環境計画書制度」の“段階3”を目標とするという。

芝浦中央公園から見たイメージ 出典:JR東日本
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