セーフィーは、クラウドカメラの映像に、高速道路のキロポスト情報を表示するオプション機能をNEXCO中日本管内の高速道路と自動車専用道路へ提供した。異常発生時の迅速な位置特定と現場対応につなげ、深刻化する労働力不足を解消する。
クラウド録画サービスを手がけるセーフィーは2026年9月25日、中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋と協業し、クラウドカメラ「Safie(セーフィー)」の映像データに高速道路のキロポスト情報を表示する「キロポスト表示オプション」をNEXCO中日本管内の高速道路と自動車専用道路上で提供開始したと発表した。2026年8月から既に運用が始まっている。
セーフィーは2025年3月にはネクスコ東日本エンジニアリングと共同開発したキロポスト表示オプションの提供を開始し、NEXCO東日本のサービス提供エリア全域で、維持管理業務での位置情報の即時把握に貢献していた。
今回、同じオプションの対応エリアがNEXCO中日本の管轄道路にも拡大した。これまでに日常パトロール時の道路点検やウェアラブルカメラを用いた路肩点検で、実証実験を重ねてきた。従来はカメラ映像で道路状況を把握しても、事故や異常が発生した際の正確かつ迅速な位置特定に課題を残していた。
オプションを利用することで、ウェアラブルクラウドカメラ「Safie Pocket2 Plus」「Safie Pocket2 Wide」の映像管理画面上に、路線名、上下線、10メートル間隔のキロポスト情報が表示される。
仮に予期せぬ異常やトラブルが発生しても、事務所にいる管理者が映像を見るだけで現場の正確な位置を即座に把握できる。位置情報が判明することで、該当箇所の図面や周辺状況を速やかに確認し、緊急度や影響範囲を迅速に判断することが可能になる。現場と事務所の管理者間でのスムーズな情報共有と迅速な意思決定を実現し、異常発生時の初動対応のスピードアップが可能となる。
AIで紙図面を一瞬でCAD化 日本HPが「建設図面の最新版が分かる」プリンタ新機能を発表
情報の分断が建設やプラントの現場を圧迫 「資産ライフサイクル・インテリジェンス」とは何か
映像上にキロポスト情報を表示、道路の維持管理業務を効率化 セーフィー
清水建設とアイダ設計が全社標準で導入、1台で現場全景を遠隔巡視するカメラ「Safie GO 360」
アンドパッドとセーフィーが協業、建設現場の遠隔管理を推進
ゼネコン大手5社も活用する「窓」がセーフィーのカメラと連携
NTTソノリティがBONXを子会社化 NEXCO東日本とセーフィーも資本参加で音声による“現場DX”開発
EARTHBRAINがセーフィーとサービス連携、リアルタイム映像をSmart Constructionに統合Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
人気記事トップ10