アクティオは、やまびこが開発した「マルチハイブリッドシステム」をレンタルで提供している。発電機と蓄電池を組み合わせた電力を最適に制御する次世代電源システムで、従来の仮設電源と比較し、燃料使用量を最大9割削減できるという。
アクティオは、やまびこが開発した「マルチハイブリッドシステム」が建設現場の仮設事務所用電源として正式に採用されたことに合わせ、2026年5月からレンタル提供を開始した。発表によると、建設現場の仮設電源への導入は国内でも先進的な事例だという。
これまで、電源設備のない建設現場でエアコンやPC、夜間照明、監視カメラなどへ電力を供給するには、25kVA級ディーゼル発電機を24時間連続運転する必要があった。
やまびこが開発したマルチハイブリッドシステムは、発電機と蓄電池を組み合わせ、必要な電力を最適に制御する。アクティオによると、発電機の運転時間を最適化することで、燃料使用量を最大約9割削減できるという。遠隔監視の機能も備え、稼働状況のリアルタイム把握も可能だ。
やまびこの試算では、25kVAディーゼル発電機との比較で、軽油使用時は年間約240万円、RD(リニューアブルディーゼル)使用時は年間約800万円の燃料費削減を見込める。試算は、5.8kWの太陽光パネルを仮設ハウス屋根に設置した条件で算出した。太陽光発電設備の容量を増やすことで、さらなる削減効果が期待される。
また、RDと組み合わせることで、現場運用時のCO2排出量を実質ゼロまで低減できる。さらに、発電機の稼働時間を減らすことで、騒音や排出ガスを抑制し、作業環境の改善や周辺環境への配慮、作業員の負担軽減に寄与する。
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