現場の掘削作業で神経を使うものに、地中に埋設されたガス管や電線、光ファイバーなどがある。掘削で損壊すると工事が停止してしまうだけでなく、重大な2次被害を引き起こす危険性もはらんでいる。その対策として西尾レントオールは、イスラエルのメーカーが開発した日本でまだあまり知られていないセンサー付きバケット「LDR EXCAVATE(エクスカベーター)」を導入し、レンタルを開始した。
LDR EXCAVATEは、底面にセンサーを内蔵し、地中の埋設物を掘削前に検知する。掘削前にバケットで地面をなぞるようにスキャンすると、モニターに埋設物までの「水平距離」と「垂直深さ」がリアルタイムで表示される。さらに、「スキャン開始地点から何センチで深さ何センチの地中にパイプがある」といった埋設物の情報が具体的に把握できる。そのため、掘り過ぎや掘削場所のズレなどによる事故を未然に防げる。
導入時にケーブルやモニターの設置は必要となるものの、基本的には後付け可能で、作業内容や施工場所に応じて柔軟に活用できる。
夏季の熱中症対策は、福利厚生の域を超え、今や事業者に課された必須事項となっている。そこで西尾レントオールは、ハード/ソフトの両面から最新の熱中症対策を提案した。
会場では、トレーラーボックスやクーラーテント、体調をモニタリングするウェアラブル端末などを出品した。クーラーテントは、スポットクーラーによる冷気を循環できる構造だ。折りたたみ式なので移動や収納が容易で、2人だけで短時間に設営できる。
一方、ソフト面では、作業者の健康状態をチェックするウェアラブル端末「TECHNO BAND(テクノ バンド)」を訴求した。作業員が装着したスマートウォッチ型の端末が脈拍などのバイタルデータを読み取り、体調の変化を検知する。異常を検知した際は、本人だけでなく、管理者や周辺で作業する同僚にも通知が飛ぶ仕組みだ。作業に集中している本人が、気付かないうちに症状が進行するのを防ぐ。周囲が声を掛け合える環境を作ることで、重症化を未然に食い止める役割を果たす。
熱中症対策の製品では他にも、衝撃を与えると即座にシャーベット状になる飲料(アイススラリー)を作る冷蔵庫「シャリシャリさん」など、現場で手軽に体を冷やせるアイテムも紹介した。
埋設物検知センサー付き掘削バケットのレンタル開始、西尾レントオール
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