ホステルにはコンセプトの「Traveler's place,your home〜旅人の居場所、あなたの家〜」に基づき、2段ベッドのドミトリータイプからファミリー利用の個室タイプなどさまざまな部屋を用意。広いラウンジや複数のシャワールーム、ジェンダーレストイレ、さらに祈祷室も整備し、世界中の旅行者が集い交流する家を具現化している。
開発に携わった不動産開発部 藤谷佳宏氏は、「一般的なホステルは、収益効率を上げるため、共用スペースが狭く館内でくつろげない。西葛西のホステル4階のビーチラウンジは、25メートルプールの躯体をそのまま生かして白砂を敷いた。ラウンジ周囲には、シェアキッチンや食事用のダイニングスペース、デッキサイドラウンジ、カフェ&バーを併設し、パーティーやイベントの定期開催も予定しており、思い思いに過ごせる。ホステルと聞くと暗くて安っぽいイメージだが、払しょくのためにブランド名にグランドと入れ、清潔感と快適性を重視した」と話す。
ラウンジでは、日没から23時まで「プロジェクションマッピング」で南国のビーチをイメージした映像を投影する。さわやかな朝の海辺のシーンから始まり、1時間ほどかけて日が沈んでいくまで1時間かけて空間全体を彩る。
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