MAMORIOは、建設現場の機材や物品を探す負担をアンケートしたところ、全体の40.9%が建設現場で機材や物品が見つからず、仕事に影響が出た経験があると回答した。
MAMORIOは2023年9月、建設現場の機材や物品を探す負担についてのアンケート調査の結果を発表した。
調査は、全国の建設現場で働く15歳以上99歳以下の男女を対象に、MAMORIOが2023年8月15日に実施し、264人が回答している。
建設現場で機材や物品が見つからず、仕事に影響が出た経験があるかについては、全体の40.9%が「ある」と回答した。「所在の確認に時間がかかって作業が遅れた」や「物品を紛失したことで再購入やレンタルが必要となった」などのトラブルが寄せられている。
また、1日の業務のうち、建設現場で機材や物品を探している平均時間は35.1分となった。
建設現場での機材や物品で最も所在を管理したい物としては、「投光機」「足場材」「検査機器」「インパクトドライバー」「工具類」「高所作業車」「重機」「鍵」「ケーブルドラム」「コンプレッサー」など、さまざまなモノが挙がっている。
なお、MAMORIOは、機材や物品の位置情報を把握して常に所在を管理する法人向けのIoT(モノのインターネット)ソリューション「MAMORIO Biz Plus for 現場」の提供を開始している。
スマートフォンとスマートトラッカーのMAMORIO端末、インターネットブラウザを用いることで、容易に機器や物品の所在管理が可能。MAMORIOアプリがバックグラウンドで自動的に機材や物品の位置情報を検知してサーバに送信するため、ブラウザの管理画面から容易に機材や物品の最終検知場所を確認できる。
集計期間:2023年8月15日
調査対象:建設業界で働く15歳以上99歳以下の男女(全国調査)
有効回答:264人
調査会社:MAMORIO
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