戸田建設が沖縄県浦添市の“オリオンビール”本社跡地に、マルチテナント型倉庫を新設ロジスティクス

戸田建設は、沖縄県浦添市のオリオンビール本社跡地を取得し、延べ4.7万平方メートルのマルチテナント型物流倉庫を新設する。着工は2023年10月で、完成は2024年12月の予定。

» 2023年06月27日 16時00分 公開
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 戸田建設は、オリオンビールの「事業パートナー」として、同社の旧本社があった沖縄県浦添市城間の土地を取得し、マルチテナント型物流倉庫を開発すると2023年6月13日に公表した。竣工後は一部をオリオンビールに賃貸し、残りを外部賃貸する。

 新しいマルチテナント型物流倉庫の規模は、S造地上4階建て、延べ床面積は約4万7400平方メートルの計画。着工は2023年10月、竣工は2024年12月となる見通し。

マルチテナント型物流倉庫の完成イメージ マルチテナント型物流倉庫の完成イメージ 出典:戸田建設プレスリリース

 計画地は、沖縄県浦添市城間1985-1他の開発区域面積約2.3万平方メートル。主要幹線道路の国道58号に接し、沖縄西海岸道路にも近接する中心地市街地への配送に適した希少性の高い場所に位置している。沖縄自動車道「西原IC」から約5キロ、那覇港から約6キロ、那覇空港から約9キロと交通アクセスも良好で、県内最大都市である那覇市を含め、中心市街地への配送に適している。同地にマルチテナント型物流倉庫を開発することで、沖縄県内の物流効率化に寄与し、県経済や地域の発展にもつなげる。

開発計画地の広域図 開発計画地の広域図 出典:戸田建設プレスリリース
開発計画地の位置図 開発計画地の位置図 出典:戸田建設プレスリリース

 戸田建設はこれまで保有不動産の活用事業を含め、全国で10件の物流施設を開発してきた。今後も、物流業界の更なる発展を見据え、総合建設会社として培った建物づくりのノウハウを生かし、幅広いテナントニーズに対応した物流施設の開発を進めるとともに、「未来ビジョンCX150」にて掲げる「価値のゲートキーパー」として、新たな価値を創造していく。

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