エレコムは一般建設業の許可を取得したことを発表した。今後はDXアンテナの製品の提案や機種の保守・保証だけでなく、製品の設置から保守までワンストップでのサービス提案を強化する。
エレコムは、2023年5月16日付で建設業の許可を取得したことを発表した。同社はDXアンテナの製品の提案や機種の保守・保証などをサービスの範囲としてたが、今後は製品の設置から保守までワンストップでのサービス提案を強化する。
具体的には、LANケーブル、ルーター、ネットワーク構築製品などのアライアンス製品も含めて選定し、要望に合わせたサービスをトータルに提案することが可能になる。機器の設置には当社独自の研修を修了した技術者が対応する。
さらに、企業や教育機関のネットワーク設計・構築・運用・保守をはじめ、工場など製造ラインにおける監視カメラや、マンションなど建物への不審者の侵入を防止する防犯カメラに関する工事・保守を強化する。
同社はこれまで、PC周辺機器をはじめ、DX化をサポートする製品群を開発し、顧客の要望に応じて製品の提案・提供を行っていた。近年、テレワークの導入や省人化の流れが加速したことから企業のDX化が進み、これまで以上に設置や機器の設定、その後のサポートのニーズは高まっている。
このことから同社は、ネットワークの設計・構築・運用・保守を全国においてワンストップで提供できる企業グループとしてサービス体制を強化するため建設業許可取得に至った。同日発表のgroxi社の子会社化に関する取り組みは強化策の一環だという。
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