東京ドームと吉本興業グループが計画していた「東京ドームシティ」内での新劇場の建設プロジェクトがスタートした。
東京ドームは2022年12月12日、吉本興業ホールディングスのグループ企業LIVE FORWARDと提携し、東京都文京区の「東京ドームシティ」内で新たな劇場の建設に着工した。開業は2023年12月下旬の予定。
新劇場の計画地は、JRと都営三田線「水道橋」駅至近の好立地に位置する。観客席は、ニーズの高い約700席規模となる見通しで、演劇や演芸などに精通した観客や制作者双方の目線で設計された劇場設備が充実した劇場体験を提供するとともに、オンライン配信にも対応する。
また、歴史と文化と緑に育まれた文京区の新たなるエンターテインメント発信拠点として、さまざまなエンタメの制作者やパフォーマーに開かれ、新たな創造意欲を刺激するような劇場を目指す。
劇場名称は現段階では未定で、所在地は東京都文京区後楽1丁目3番53号の敷地面積1692.49平方メートル。建物規模は、S造地上2階建てで、延べ床面積は1754.79平方メートル。劇場の舞台はプロセニアム形式で、舞台間口は幅約12メートル(7間)×高さ約7メートル(24尺)、奥行きは約11メートル(約6.5間)、スノコ高さは約14メートル。
デザイン監修は、ホシノアーキテクツが担当。デザインコンセプトは、スポットライトに包まれる舞台が作る「感動」「声援」「笑顔」を内外装ともにカラフルなロープワークをメインに表現し、劇場全体でワクワク感を感じられる演出としている。
設計・施工は竹中工務店が手掛け、竣工は2023年11月10日、オープンは2023年12月下旬を予定しており、劇場の運営はLIVEFORWARDが担う。
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