大日本印刷は、抗ウイルス性でPIAJ製品認証を取得した内装用化粧鋼板の提供を開始した。今回、PIAJ製品認証を取得したエリオ鋼板は、抗ウイルス活性値が2.0以上となっている。
大日本印刷(DNP)は2022年10月、抗ウイルス性でPIAJ製品認証を取得した内装用化粧鋼板の提供を開始すると発表した。
今回、PIAJ製品認証を取得したエリオ鋼板は、抗ウイルス活性値が2.0以上。同社発表によると、抗ウイルス処理をしていない製品と比べて、4時間後に99%以上のウイルスを低減できるという。
DNP製の床材や壁材、化粧シートなどと同一の色や柄、デザインを施すことが可能で、抗ウイルス性を高めつつ、既存部材と共通の意匠を使用できるのが特長だ。新たなエリオ鋼板は、DNP抗菌/抗ウイルスマテリアル「Pure Effects」のラインアップに加わる。
なお、DNPでは、抗菌および抗ウイルスの建材製品全体で、2025年度に年間80億円の売上を目指している。
PIAJ製品認証は、光触媒工業会が光触媒製品の性能や利用方法などを評価して認証する制度だ。JIS試験方法を採用しており、行政やユーザーの意見も反映している。
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