神奈川県川崎市で延べ2.9万m2の物流施設が竣工、三菱商事都市開発リテール&ロジスティクス

三菱商事都市開発は、SGリアルティとともに、神奈川県川崎市で計画を進めていた賃貸用物流施設「MCUD・SGリアルティ川崎」が2022年4月28日に竣工したことを公表した。

» 2022年06月01日 13時00分 公開
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 三菱商事都市開発は、SGリアルティとともに、神奈川県川崎市で開発を進めていた賃貸用物流施設「MCUD・SGリアルティ川崎」が2022年4月28日に竣工したことを同年5月17日に発表した。

京浜川崎インターチェンジから約1.2キロの場所に立地

 開発地は、第三京浜道路「京浜川崎インターチェンジ(IC)」から約1.2キロの場所にあり、東名高速道路「東京IC」から約6キロと交通利便性に優れる。さらに、東京都道311号環状八号線の至近に位置しており、東京都内主要部や川崎、横浜などへのスピーディーな配送に対応する他、東急電鉄「溝の口」駅と東急電鉄/JR東日本「武蔵小杉」駅からバス利用で約20分と、通勤しやすく、庫内で働く従業員を確保しやすい。

「MCUD・SGリアルティ川崎」の外観(左)とエントランス(右) 出典:三菱商事都市開発プレスリリース

 MCUD・SGリアルティ川崎は、地上3階建てのマルチテナント型物流施設で、テナント区画を最大2分割することができる。加えて、スロープで直接出入りが可能な2階に高床の大型車接車バース(有効高さ5.0〜5.5メートル、床荷重は1平方メートル当たり1.5トン)を備え、2基の荷物用エレベーターと4基の垂直搬送機を配置している。

 施設のアプローチは、デザインウォールで利用者をエントランスへ誘導し、植栽や外構照明で周辺環境へ溶け込むデザインとした。エントランス空間は、壁一面に設置した天然木のキューブが柔らかな照明で浮かび上がるアートとし、来訪者が訪れやすいようにしているだけでなく、脱炭素社会の実現に向けて取り組む企業の思いを表現している。

MCUD・SGリアルティ川崎の概要

 MCUD・SGリアルティ川崎は、S造地上3階建てで、延べ床面積は約2万9778.77平方メートル。所在地は神奈川県川崎市高津区下野毛1丁目1で、敷地面積は約1万6440.84平方メートル。設計・施工は奥村組が担当し、竣工は2022年4月28日。

「MCUD・SGリアルティ川崎」の広域地図(左)と狭域地図(右) 出典:三菱商事都市開発プレスリリース

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