小田急不動産は、千葉県船橋市浜町で開発を進めていた物流施設「小田急不動産ロジスティクスセンター船橋」が2022年2月28日に竣工したことを公表した。小田急不動産ロジスティクスセンター船橋は同社が開発した物流施設施設として2棟目となる。
小田急不動産は、千葉県船橋市浜町で開発を進めていた物流施設「小田急不動産ロジスティクスセンター船橋」が2022年2月28日に竣工したことを同年3月2日に発表した。
開発地は、都心部へのアクセスが良好な千葉県湾岸地域の物流施設が集積するエリアにあり、都心への配送拠点として優れ、Eコマース(電子商取引)関連や飲料、食品、IT機器などを扱う業種のテナントニーズが見込める。
また、東関東自動車道「谷津船橋インターチェンジ(IC)」から約1.6キロの場所にあり、京葉道路「花輪IC」から約2.6キロの場所に立地する。さらに、JR京葉線「南船橋」駅から徒歩圏内に位置するため、公共交通機関を利用しての通勤が可能。
小田急不動産ロジスティクスセンター船橋は、地上5階建てで、4基の垂直搬送機と2基の荷物用エレベーターを備えており、上階への荷物の移動を効率的に行える。
加えて、屋上に受電設備を設け、高潮や地震による地盤の液状化といった自然災害発生時へのBCP対策を講じている。倉庫は、床荷重が1平方メートル当たり1.5トンで、柱スパンは10×10.2メートル、梁(はり)下有効高は5.5メートル。
小田急不動産ロジスティクスセンター船橋は、RC造(一部S造)地上5階建て、延べ床面積は1万9243平方メートル。所在地は千葉県船橋市浜町三丁目2番3号で、敷地面積は6314平方メートル。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.