矢作建設工業は酷暑が続き熱中症のリスクが高まる建設現場向けに、ハーフパンツのユニフォームを導入した。
矢作建設工業は、SDGsへの取組みの一環で、工事現場の労働環境改善を目的に新たにハーフパンツのユニフォームを導入したことを2021年7月に発表した。
年々厳しさを増している夏の暑さに伴い、屋外で作業する機会の多い建設業従事者の熱中症リスクは高まっている。そこで矢作建設工業は、熱中症対策をはじめ、工事現場の労働環境を改善するべく、新たにハーフパンツのユニフォームを導入した。ハーフパンツのユニフォームは、インナーパンツと組み合わせて使用することで、安全性と通気性を確保し機能性も向上する。また、ハーフパンツのユニフォーム導入に合わせて、ファンジャケット(電動ファン付き作業服)も袖を長袖や半袖に調整できるようにリニューアルした。
新しいユニフォームの導入により、作業内容や天候などに適したユニフォームを選択することが可能となり、さまざまな環境下でも安全を確保しながら快適に作業ができるようになる。
矢作建設工業では、引き続き工事現場の安全確保と、社員一人一人が生き生きと働くことができる労働環境整備に取り組んでいくとしている。
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