コロナ禍の状況下では、3密を防ぐためモデルハウスへの集客もできなくなった。これに対し、柴木材店は、「Web展示場」や「Web見学会」といったこれまでに無い手法でプロモーション活動を効率化させた。
Web展示場は、柴木材店のモデルルーム内部を閲覧者がWeb越しに見られる仕組みだ。ちょうどGoogleのストリートビューに似ており、モデルルーム内を自由に移動しながら、その周囲360度を内見できるようになっている。
柴氏は、画像のクオリティーよりも、実現可能性を重視してWeb展示場を導入したと語る。多数の画像で、実際に物件を訪れた感じを再現できるようにしたと語るが、発案から公開まで約1週間で完了したスピード感は特筆すべきものだろう。
一方のWeb見学会は、ZoomやInstagramのインスタライブを使い、オンライン上でモデルハウスの解説を行うイベント。
柴木材店は3棟のモデルハウスを有するが、このうち2棟で2020年5月と6月に「Web見学会」を開催している。いずれも、見込み客、建設中の施主、関係者などが参加し、質問なども多数寄せられ成功裡に終わった。
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