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» 2020年05月28日 09時00分 公開

産業動向:2019年度の工事受注高は5.2%減の82.4兆円、国交省調査 (1/2)

国土交通省は、公共機関や民間企業からの工事受注額を発注者別や業種別、工事種類別、地域別にリサーチした建設工事受注動態統計調査を毎月行っている。2019年度の結果では、建設会社全体の受注高が前年度比5.2%減となる82兆4209億円になった。内訳では、元請受注高が減少した一方、下請け受注高が増えた。

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 国土交通省はこのほど、建設工事受注動態統計調査で明らかになった2019年度分の結果を発表した。建設工事受注動態統計調査は、建設業の許可を取得した約47万社の中から、約1万2000社を対象に毎月実施されている。

 国内における建設会社の建設工事受注動向に加え、公共機関や民間企業からの受注額を発注者別や業種別、工事種類別、地域別に詳細を把握することで、建設行政のために使用する基礎資料を得ることを目的としている。

下請け受注高は27兆8809億円で前年度比4.4%増

 建設会社全体の受注高は、前年度比5.2%減となる82兆4209億円。内訳は、元請受注高は同比9.5%減の54兆5400億円で、、下請け受注高は同比4.4%増の27兆8809億円。業種別では、総合工事業が同比7.8%減の49兆5733億円、職別工事業は同比6.0%増の11兆3255億円で、設備工事業は同比4.3%減の21兆5222億円となった。

 元請受注高のうち、公共機関からの受注高は同比6.8増となる16兆6559億円で、民間企業からの受注高は同比15.1%減となる37兆8841億円。工事種類別では、土木工事が同比6.3%増となる16兆5790億円、建築設備工事を含む建築工事は同比13.8%となる32兆9216億円で、機械装置など工事は同比21.5%減となる5兆394億円となった。

 業種別では、総合工事業が同比11.0%減の39兆9018億円、職別工事業は同比19.3%増となる3兆1343億円で、設備工事業は同比9.8%減の11兆5040億円。

業者所在地域別・業種別受注高 出典:国土交通省
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