三菱地所による「(仮称)北青山二丁目計画」の建物名称が「the ARGYLE aoyama(ジ アーガイル アオヤマ」に決定した。建物の完工は2020年5月末で、1〜2階の商業ゾーンと3、4、16〜20階のホテルは2020年7月にグランドオープンする予定。
三菱地所は2020年3月3日、東京都港区北青山で開発中の「(仮称)北青山二丁目計画」の建物名称をthe ARGYLE aoyama(ジ アーガイル アオヤマ)に決定したことを発表した。主要テナントは、東京初出店となるPlan・Do・See運営のホテル「THE AOYAMA GRAND HOTEL」(2020年8月中に開業予定)や5店舗で構成する商業ゾーン(同年7月1日グランドオープン予定)、オフィスフロアなど。
the ARGYLE aoyamaは、北青山におけるランドマークとして愛されてきた青山ベルコモンズを建て替えたもの。ファッション業界の象徴的建物だった青山ベルコモンズの歴史性をふまえ、新計画においても文化の交流拠点となり得る複合ビルを目指す。
名称やロゴマークは、北青山二丁目計画の開発コンセプトを踏まえて決定されており、名称の「the」は唯一無二の建物であることを、「ARGYLE」やロゴマークのアーガイル柄は「さまざまな人や文化が行き交う場所」や「新しい文化やイノベーションを織りなす様子」などを表す。
1・2階の商業ゾーンにはNYの人気ベーカリー「THE CITY BAKERY」などの飲食店舗や物販店舗が入居し、オフィスゾーンの就業者やホテル利用者、来街者を迎える。
3・4・16?20階に入居するTHE AOYAMA GRAND HOTELは、落ち着いた雰囲気が魅力のミッドセンチュリースタイル。洗練された客室と多彩なレストランをそろえるほか、3階にはホール(約220平方メートル)、ホワイエ(約90平方メートル)、テラス(約60平方メートル)で構成するイベントスペース「AOYAMA GRAND HALL」が設けられ、青山の新たな文化発信拠点としての活用が期待できる。
5?15階のオフィスフロアは、250坪の基準顔フロアのほか、コワーキングスペース「WeWork」が4フロアに入居するなど、多様な活用法が可能となっており、建物竣工時点で満室稼働を予定している。
the ARGYLE aoyamaの概要は、地下2階・地上20階建てで、構造はS造(地下一部SRC造)。敷地面積は約2264平方メートル、建築面積は約1261平方メートル、延べ床面積は約2万3128平方メートル。
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