電解水洗浄技術「ec-H20ナノクリーン」を採用していることもT7AMRの特徴だ。ec-H20ナノクリーンは、T7AMRの本体に内蔵されたモジュールの中で、ナノバブルを含んだ電解水を生成し、その電解水を洗浄液として活用するテクノロジー。高い洗浄力により、洗剤の使用を削減し、少ない吐水量で汚れを落とせる。
床面の清掃で発生する汚水の回収には、テナントカンパニーが世界で最初に開発したというアーチ状のパラボラ型スクイージーを採用している。また、T7AMRが有す水と空気の流れを分析する機能で、スムーズな汚水回収を進められる。
T7AMRは1回の充電で、約3時間駆動し、給排水無しで6000〜7000平方メートルの広範囲をカバーする。
イオンディライトの担当者は、「近年、夜間清掃員の雇用を確保しにくいため、T7AMRでこういった状況を打破していきたい。既に、イオングループが管理する一部施設で使用されており、人手不足の解消に役立っている」と語った。
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