断熱材には、ティエムファクトリと京都大学が共同開発した未来素材断熱材のエアロゲル「SUFA(スーファ)」を採り入れている。SUFAは、高い断熱性能を持ちながら、軽量かつ低コスト。断熱材としての使用には、グラスウールをゲル状のSUFAに浸漬させ、繊維の周りにコーティングする。これにより、0.015W/m・K(ワット毎メートル毎ケルビン)の断熱性能を発揮する。
オプションでは、基礎部分を部品化した“未来基礎”も用意されており、コンクリートの一発打設によって、型枠無しで工期を大幅短縮させる。シロアリや雨水の侵入も心配せずによく、置き型枠のため劣化も防げる。
未来パネルや未来基礎といったハード面以外にも、“未来パーツ”と呼称するソフト面では、WillSmartと共同開発した建材・家電・外部とAPI連携可能なプラットフォームやスマートフォンでの開閉やI宅配受け取りに使えるワンタイムキー発行にも対応するtsumug(ツムグ)製の次世代スマートキー、Atomoph(アトモフ)製デジタルサイネージ室内窓などがある。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.