羽田みらい開発は、2020年夏頃の開業を予定する「羽田空港跡地第1ゾーン整備事業(第一期事業)」の施設名称を「HANEDA INNOVATION CITY(羽田イノベーションシティ)」に決定した。
鹿島建設など9社が出資する羽田みらい開発は、2019年8月20日、2020年夏頃開業予定の「羽田空港跡地第1ゾーン整備事業(第一期事業)」の施設名称を「HANEDA INNOVATION CITY(羽田イノベーションシティ)」、略称はHICity(エイチ・アイ・シティ)に決定したと発表した。
羽田イノベーションシティは、羽田空港の国際線ターミナルから1駅、京浜急行電鉄空港線/東京モノレール「天空橋駅」の直上に位置する。約5.9ヘクタールの広大な敷地に研究開発施設(ラボ・大規模オフィス)、先端医療研究センター、会議場、イベントホール、日本文化体験施設、飲食施設、研究・研修滞在施設、水素ステーションなどを中心とした、延床面積約13万平方メートルの多彩な用途からなる複合施設だ。駅直結というポテンシャルを生かし、羽田から世界に向け、まだ見ぬイノベーションを発信していくとしている。
2階レベルで各棟をつなぐ歩行者デッキ上に整備される「イノベーションコリドー」沿いに先端産業および文化産業の施設を分散配置。分野を超えてさまざまなモノ・コトの交流を誘発し、異分野が互いに刺激し合うことで新しい体験や価値の創造を加速する、未来志向のまちづくりを目指す。
「HANEDA INNOVATION CITY」の名称には、羽田「HANEDA」を日本の「INNOVATION」を発信する場所「CITY」として発展させていきたいという思いが込められおり、施設ロゴには漢字の「羽」をモチーフとして採用した。公式Webサイトでは施設における建物概要やニュース、各種イベント情報を発信する。
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