六本木1丁目駅から、A、B、C-2街区、神谷町駅までの東西は、延長約700メートルの地下歩行者通路で接続し、両駅間のアクセスを形成する。敷地北側には並行して、これまで無かった東西の地上道路にあたる地区幹線道路2号も整え、歩行者空間も4.5〜6.5メートルを確保し、東西の歩行者ネットワークを確保する。
緑地については、中央部の大規模広場(6000平方メートル以上)や区立公園(約770平方メートル)を設け、緑化面積を約2.4ヘクタールにまで広げる。
防災対応と環境面では、街全体で自立・分散型エネルギーシステムを導入して、「RE100(Renewable Energy 100%)」に対応する再生可能エネルギーの電力を100%供給し、商用電力停止時に通常と同等のエネルギー供給を確保することをはじめ、住宅の雑排水でA街区オフィス部分の便所洗浄水として約100%賄うことや下水熱利用システムを利用することなども検討されている。さらに、世界最大規模の登録面積となる「WELL認証」や「LEED-ND認証」の取得も目指すという。
竹芝ウォーターフロント再開発の名称が“WATERS takeshiba”に、2つの四季劇場など2020年開業
大和ハウスらが500億円を投じ、新札幌駅近くの団地跡地で5.5万m2の大規模再開発
横浜MM21「53街区」の再開発で大林組らを選定、1100億を投資して18万m2の「WEST/EAST棟」を2023年に開業
五輪選手村跡地の再開発全容、東京の“どまんなか”に5632戸・人口1.2万人の街が誕生Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
人気記事トップ10