高松コンストラクショングループは、グループ内の2社が本社・本店を置く東京事務所ビル「TCGビル」を建て替える。新築工事の着工は2020年7月、工事完了は2022年9月を予定する。
TCGビルには、高松建設と青木あすなろ建設の2社が入っている。グループは2017に創業100周年を迎え、この節目に首都圏における存在感の向上と業容拡大を目指し、首都圏の重要拠点ビルの建て替えを決めた。
新築工事に伴う設計・施工は、それぞれ共同企業体を組織する。設計企業体のメンバーはプランテック総合計画事務所、高松建設、青木あすなろ建設。施工企業体は高松建設、青木あすなろ建設。2020年7月に着工し、2022年9月に完成する予定。
プロジェクトの名称は「TCGビル新築計画」。所在地は、東京都港区芝4丁目8番の敷地面積1529.49平方メートル。建て替え後の建物の規模は、S造地下1階地上16階建て延べ床面積約1万5000平方メートル。
新たなビルには、グループの培ってきた技術やノウハウなどを体現させる。高い精度が求められる洗練されたデザインを構築する他、省エネルギー化による環境配慮型の建築を追求するという。「高い思想と技術力を持つ、ものづくりカンパニーとしての企業イメージを街に発信していく」(管理本部総務部)とコメントしている。
仕上げ検査を50%短縮、高松建設が音声認識システム導入
日本郵政の本社移転で試された、BIMによるオフィスビルのファシリティマネジメント
旭硝子の5階建て研究棟やMM21ふ頭にホテル新設など、横浜市が認定
国内初“西武池袋線が貫く”外観がダイヤグラムの20階オフィスビル、「池袋に巨木を植える」をモチーフに設計Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
人気記事トップ10