大阪万博やIRを視野に竹中工務店が機構改革、「夢洲開発本部」を新設機構改革

竹中工務店は、大阪万博の開催決定やカジノを含む統合リゾート(IR)の実現に向けた動きが本格化していることを受け、社内に新しく「夢洲開発本部」を新設した。大阪夢洲での大規模再開発の窓口を一元化して、総合的に支援していくという。

» 2019年03月05日 05時00分 公開
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 竹中工務店は、プロジェクト対応体制の強化を図るため、2019年3月1日付で機構改革を行った。

 今回の組織再編では、新たに「夢洲開発本部」を2026年2月までの有期で設置。夢洲開発本部では、2025年「国際博覧会」の大阪開催決定と、カジノ整備法といわれるIR法(特定複合観光施設区域整備法)が可決されたことを受けて、大阪夢洲での一体的な大規模開発の対外的な窓口機能を一元化し、夢洲全体の開発支援を総合的に推進していく。

 なお、夢洲開発本部は、2017年10月に設置された「万博推進室」および2018年10月に設置された「夢洲MICE/IR推進室」を統括する。

 夢洲開発本部の設置期間は、2019年3月1日〜2026年2月28日。本部長には、取締役 執行役員副社長・難波正人氏が就任する。

2019年3月1日付で機構改革が行われた組織 出典:竹中工務店

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