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» 2018年11月07日 06時00分 公開

音声入力の新配筋検査システム、全数検査を効率化しチェック漏れも防ぐ

アドバンスト・メディアは2018年11月1日、音声認識技術を活用した建築工程管理プラットフォーム「AmiVoice スーパーインスペクションプラットフォーム」の新サービス「配筋検査II」を発売した。

[谷川整,BUILT]

 アドバンスト・メディアは、音声認識技術を活用した建築工程管理プラットフォーム「AmiVoice スーパーインスペクションプラットフォーム」の新サービス「配筋検査II」を発売した。従来の配筋検査アプリよりも機能を拡張させ、あらかじめ図面に検査項目を網羅して登録できるのが特長だ。登録箇所を現場で適宜チェックすることにより検査漏れを防止し、配筋などの確認箇所の全数チェックを効率化できる。

全数検査対応で、配筋検査の“品質向上”と“業務効率化”

 AmiVoice スーパーインスペクションプラットフォームは、iOSのスマート端末(iPad・iPhone)を用いた音声入力技術で、「配筋検査」「配筋写真管理」「建築仕上げ検査」の3つの検査アプリとストレージ、Web管理画面で構成される月額制のクラウドサービス。2017年の販売開始からこれまでに、100社を超える建設会社への導入実績がある。

 今回、ユーザーの声を反映させて対象業務を拡張したアプリ「配筋検査II」では、登録できるデータを図面、作業指示書、マニュアル、色見本、各種帳票、写真などに拡大。配筋検査IIは建築物の種類を限定しない利用が想定されており、これまでのマンション、ホテルに加え、オフィスビル、公共構築物など、多様な建築現場での用途が見込まれる。

 検査方法は、これまで通り、カメラ機能を持つスマホやタブレット端末上で画面をタップして、「話す」だけで手軽に検査結果を入力。写真や図面のコメント追加も音声で入力することが可能だ。オンラインの高セキュリティ環境で、図面や指示書、帳票といったデータの保存・共有ができ、サーバ上で一元的に管理するため、事務所と建設現場のスムーズなデータ連携が実現する。

 検査シートでは、音声入力により、各種配筋検査、確認項目を検査する。検査終了時には、チェックマークが表示されるため、検査漏れを防ぐことにつながる。

音声入力で配筋検査を行う検査シート 提供:アドバンスト・メディア

 所定の検査項目以外にも、品質管理の厳格化で抜き取り検査や全数チェックへの対応が求められつつある現在は、「指定箇所検査」の機能で対応。事前に図面上の特定の場所を指定して、検査項目を設定することもでき、検査後にはアイコンの色で検査済み・未検査を一目で把握することが可能だ。また、図面上の場所を指定して、自由に指摘事項を作成する「自由検査」の機能も備えている。

アイコンの色で検査済み・未検査を一目で確認、検査漏れを防ぐことができる 提供:アドバンスト・メディア
図面上の場所を指定し、自由に指摘事項が作成できる 提供:アドバンスト・メディア

 「AmiVoice スーパーインスペクションプラットフォーム」の利用料は、月額制で、契約単位の1アカウントが2980円。1つの現場などで同時利用者がいる場合は、1ライセンスで1万4800円(いずれも税別)。

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