銀座・京都・神戸で3ホテルを出店、2020年から順次開業

ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツは、銀座・京都・神戸でホテル3店舗を出店する。3ホテルは2020年から順次開業し、2022年秋には客室数がロイヤルパークホテルズ全体で4100室となる見込み。

» 2018年06月06日 06時00分 公開
[石原忍BUILT]

 三菱地所100%出資のロイヤルパークホテルズアンドリゾーツは、2020年秋から順次オープンする銀座・京都・神戸のホテル3店舗の出店計画を2018年5月30日に発表した。3施設とも施工者の選定段階にあり、まだ着工前だという。

ロイヤルパークホテルズで2022年に客室数4100室を確保

 出店するのは、ロイヤルパークホテルとして初の兵庫進出となる「神戸三宮ホテル計画」(客室数140室)、銀座エリア第2弾の「銀座6丁目ホテル計画」(160室)、京都には「ザ ロイヤルパーク キャンバス 京都二条」(180室)を新設する。

 3店舗に加え、現在計画を進めているプロジェクトも5件あり、全てが開業する2022年には客室数が1550室増える見込み。既存店舗の2561室と合計すると、ロイヤルパークホテルズ全体で4100室までに拡充する。同社では旺盛な宿泊需要に対応するため、インバウンド観光客を含めた多様な宿泊ニーズに応えていくとしている。

 ロイヤルパークホテルズは、フルサービス型の「ロイヤルパークホテル」と宿泊主体型の「ザロイヤルパークホテル(+都市名)」「ザロイヤルパークキャンバス(+都市名)」の3ブランドを展開。今回計画している3店舗は、全て宿泊主体型ホテル。

「銀座6丁目ホテル計画」広域図 出典:ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ
「銀座6丁目ホテル計画」外観パース 出典:ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ

 銀座で開業する「銀座6丁目ホテル計画」は、「ザロイヤルパークキャンバス東京銀座」に続き、エリア第2弾の試み。オエノンホールディングスが開発する建物を賃借し、2022年秋のオープンを予定している。計画地は東京メトロ銀座線銀座駅から徒歩圏内で、銀座コリドー街に面する賑(にぎ)わう立地。敷地面積は701m2(平方メートル)。ホテルの規模はRC造、地下1階・地上13階建て、延べ床面積は7222m2。竣工は2022年秋。

「ザ ロイヤルパーク キャンバス 京都二条」広域図 出典:ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ
「ザ ロイヤルパーク キャンバス 京都二条」外観パース 出典:ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ

 ザ ロイヤルパーク キャンバス 京都二条は、JR・市営地下鉄二条駅東口の近くで、敷地面積は1726m2。規模はS造、地下1階・地上8階建て、延べ床面積は6508m2。建物は芙蓉総合リースが所有する。開業は2020年冬。

 神戸三宮ホテル計画は、現段階で計画概要は非公表だが、ホテルのオープンは2020年秋を目指す。

 なお、計画中の5店舗のうち、中国地方に初出店するホテルは「ザ ロイヤルパークホテル 広島リバーサイド」に名称が決定した。

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