人とロボットの協業を実現、清水建設が工事を70%省人化へ:情報化施工(2/2 ページ)
- 柱鉄骨の溶接をロボットで自動化、2017年度に本格導入
人手不足が懸念され、省人化や効率化が課題となっている建設現場。その解決方法の1つとして注目されているのがロボットの活用だ。大成建設は小型のロボットを使った柱鉄骨の現場溶接自動化工法を開発した。複雑な形状の部位でもロボットが形状変化を判断して連続して溶接できるロボットで、大幅な効率化が図れるという。
- 200kgの鉄筋を楽々運べる巨大な“ロボット右手”、作業人数を半分に
清水建設、アクティブリンク、エスシー・マシーナリの3社は、重量鉄筋の配筋作業をアシストするロボットアーム型の作業支援ロボット「配筋アシストロボ」を共同開発した。
- 「すごい目」のロボットで橋梁点検を効率化、0.1mmの亀裂も捉える
NEDOプロジェクトで橋梁点検ロボットの開発を進めているイクシスリサーチは、神奈川県川崎市内にある道路橋で、実証試験の様子を公開した。主桁下フランジにつり下げるロボットで、ステレオカメラを使ってクラックや鋼材の腐食などを高精度に確認できる。目視で行われている橋梁点検作業の効率化に貢献するロボットとして早期の実用化を目指す方針だ。
- ドローンでレーザー測量、鹿島建設が実戦投入
さまざまな測量シーンでの活用が進み始めているドローン。鹿島建設は大分県のダム建設現場でドローンを用いたレーザー測量を実施し、良好な測量結果を得たと発表した。これまでの写真測量より高精度なデータを得られたとしており、より高度な使用方法も探っていく。
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