侵入検知で建機を止めるデジタルカーテンと、現場を広域を照らす「防爆型テープライト」メンテナンス・レジリエンス2026(1/2 ページ)

建設現場では、建機の他にもさまざまな設備や道具が扱われている。建設レンタル企業のレントは、建設現場のニーズをすくい取り、独自の視点でオリジナル製品を開発し、現場の効率化や安全性の向上に寄与してきた。「メンテナンス・レジリエンス2026」ではコンセプトを「Blue Solution 〜借りて使って返す〜」と設定し、現場の困りごとを解決して作業効率や安全性を高める製品を紹介した。

» 2026年09月03日 07時43分 公開
[川本鉄馬BUILT]

 建設機械レンタル企業のレントは、「メンテナンス・レジリエンス2026」(会期:2026年7月15〜17日、東京ビッグサイト)の構成展「第20回 インフラ検査・維持管理・更新展」に出展した。ブースでは、独自開発した防爆型テープライト、危険区域への侵入を検知して建機の動きを強制停止させる「レーザーカーテン II」などを披露した。

レントのブース全景 レントのブース全景 写真は全て筆者撮影

国内初、「はわせる」防爆型テープライトが現場の死角をなくす

 国内初を謳(うた)う「はわせる」防爆型テープライトは、可燃性ガスなどが存在する危険箇所での照明課題を劇的に解消する。

 可燃性ガスなどが存在する危険箇所の照明には、防爆型機器が必要となる。しかし、従来の防爆照明は置き型や小型のヘッドライトといった局所的なものが主流で、広い現場全体を均一に照らすことは困難だった。

多くの発光点を持つテープライトの“防爆型”が登場 多くの発光点を持つテープライトの“防爆型”が登場

 レントの防爆型テープライトは、防爆エリア内で20メートルの発光部と6メートルのコード、エリア外のコード1.3メートル、発電機につなぐコンバーターから成る。テープ状のため、現場の形状に合わせて自由に設置可能で、広域を一気に明るく照らせる。そのため、1本で広い範囲をカバーし、照明の設置台数を減らせる。

20メートルの照明部があり、1本で広範囲を照らせる 20メートルの照明部があり、1本で広範囲を照らせる

 ブースで商品説明にあたったスタッフによれば、防爆認定の取得は難しく、開発には数年を要する多大な苦労があったという。しかし、その甲斐あってリリース後は数百〜数千本単位で引き合いが殺到している。耐久性に優れた専用カバーも販売しており、剥離剤などの薬剤を使う環境にも対応する。

 作業現場での視認性の向上は、段差による転倒災害をはじめ、各種事故の防止に直結する。防爆型テープライトは、単なるレンタル品としてだけでなく、現場の安全インフラを支える「レント独自の強み」を象徴する製品と位置付けられている。

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