PicoCELAは、自社エッジコンピュータ群をクラウド上で一元管理するネットワーク管理システムの新バージョン「PicoManager v2」をリリースした。直感的なマップUIと時系列データ分析を搭載し、専門知識不要のUI/UXで、PCWLシリーズの監視、トラブルシューティングが劇的に高速化する。
PicoCELA(ピコセラ)は2026年5月、自社エッジコンピュータ群をクラウド上で一元管理するネットワーク管理システムの新バージョン「PicoManager v2」を正式リリースした。
PicoCELAは無線メッシュ技術で、有線LANの設置が困難な場所や一時的な利用など、工場、プラント、建設現場、商業施設、公共インフラといった多様な環境で安定した大規模Wi-Fi空間を構築するソリューションを提供している。
クラウド管理システムの新バージョンでは、従来の監視中心のツールから、システムが状況を可視化して解決策まで提示する解決支援ツールへと刷新した。また、専門知識が少ない担当者でも運用しやすいUI/UXとした。
トップ画面には、ネットワーク全体を俯瞰できる「ノードマップUI」を採用。独自の無線バックホール経路や接続状況を動的に表示し、障害が発生した機器を視覚的に確認できる。対象機器をクリックするだけで、設定や操作画面への移行が可能で、障害対応を迅速化する。
操作画面はシングルウィンドウ構成に見直した。一画面に必要な情報を集約し、従来のように複数のブラウザータブを切り替える手間を省いた。画面遷移を減らしたことで、タブレットを使った現場での操作や電話対応中の管理もしやすくなった。
タイムライン機能では、スライダー操作だけで過去のネットワークマップやグラフを再現できる。障害発生時刻までさかのぼり、ネットワーク全体から個別端末まで時系列で状況を確認可能で、原因を特定できる。
サジェスト機能では、異常検知から原因特定、対処方法の提示までをシステムが支援する。熟練技術者の判断プロセスをシステム化することで、担当者の経験に依存しない運用を可能にする。
例えば「Wi-Fiがつながらない」という連絡が入った際、担当者はトップページのノードマップでアラート機器を即座に目視確認する。タイムラインをスライドしてトラブル発生時刻までさかのぼり、環境原因だと特定。システムが提示するサジェストに従い、ワンクリックで「経路の再構築」などの対処を実行することで、迅速なトラブル対応を可能にする。
今後はネットワーク管理サービスの基盤として展開する方針で、測位機能やアンケート機能なども順次追加する予定だ。
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