ACESとJFEエンジニアリングは、ドローンを用いた自動配筋検査AIシステムのアプリケーション開発および検証が完了したと発表した。現場での実用化に向けて、試行実験を実施している。
ACESとJFEエンジニアリングは2023年2月、ドローンを用いた自動配筋検査AI(人工知能)システムのアプリケーション開発および検証が完了したと発表した。現場での実用化に向けて、試行実験を実施している。
同システムは、ドローンに搭載した単眼カメラで上空から画像を取得し、画像認識アルゴリズムを用いて鉄筋を認識するもの。鉄筋の間隔と本数を測定し、自動で帳簿を出力する。
現場作業の自動化、省力化が可能なほか、検査範囲を橋梁全域に拡張できるため、より信頼性の高い検査が可能だ。
両社は、東関道武田川橋の現場にて2022年11月末に試行実験を実施し、アプリケーションが正常に作動することを確認した。2023年度より現場に本格適用する計画だ。
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