延べ3.1万m2の「神戸アリーナプロジェクト」を優良な民間都市再生事業計画に認定、国交省プロジェクト

国土交通省は、神戸市の新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業について、優良な民間都市再生事業計画として認定した。認定により、認定を受けた事業者は金融支援や税制上の特例措置の支援を受けることができる。計画では、敷地面積2万3693.50平方メートルに、地上6階建て延べ床面積約3万1800平方メートルの「神戸アリーナ(仮称)」を建設する。

» 2023年01月17日 09時00分 公開
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 国土交通省は2022年12月19日、国土交通大臣が神戸市の新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業について、優良な民間都市再生事業計画として認定したと発表した。認定により、認定を受けた事業者は金融支援や税制上の特例措置の支援を受けることができる。事業施行期間は2023年4月15日から2025年2月28日まで。

神戸都心・ウオーターフロントの新たなランドマークとなる最先端アリーナ建設

北西突堤基部から臨む「神戸アリーナ(仮称)」外観イメージ 出典:NTT都市開発プレスリリース

 事業計画ではNTT都市開発が、神戸都心や三宮再整備のほか、ウオーターフロントエリアの周辺施設や空間と一体となり、賑(にぎ)わい創出やまちの活性化などの相乗効果を生む集客施設として、スポーツ・エンタテイメントの最先端アリーナで都心・ウオーターフロントの新たなランドマークとなる「神戸アリーナプロジェクト」を建設する。

 アリーナの構造は鉄骨造6階建てで、観覧場、飲食店、物品販売業を営む店舗が入居する。設計・施工は大林組、コンストラクションマネジメントは山下PMCで、着工は2023年4月、2025年の大阪・関西万博の開催に併せた同年4月の開業を目指す。

西側上空からの「神戸アリーナ(仮称)」外観イメージ 出典:NTT都市開発プレスリリース

 計画地は、神戸市中央区新港町130番2の敷地面積約2万3700平方メートルで、土地所有者は神戸市で、建物所有者はNTT都市開発。神戸市が掲げる「神戸ウオーターフロントビジョン」の対象エリアであるウオーターフロントエリアに位置し、270度海に囲まれる絶景のロケーション。神戸空港や新幹線とのアクセスの良さ、都市機能が集積する三宮エリアや異国情緒溢(あふ)れる旧居留地との回遊性、メリケンパーク、ハーバーランドといった神戸を代表するスポットを臨み、水際の魅力を最大限に生かしたシンボリックなアリーナとなる予定。また、山から海につながるスカイラインを意識した特徴的な建物シルエットをはじめ、アリーナや水辺を照らし出す夜間照明などで、ウオーターフロントに新たなシンボルを創り出し、魅力ある景観の創出に貢献する。

位置図 出典:NTT都市開発プレスリリース

 アリーナの運営はOne Bright KOBEで、プロバスケットボールB.LEAGUEに所属する「西宮ストークス」の本拠地となる他、スポーツ興行や音楽興行、MICEなど、多様なイベントに対応する収容客数は約1万人規模となる見込み。

 NTT都市開発では、既存の不動産開発事業と、NTTドコモによるICT事業の強みを活用して、さまざまなスポーツ観戦環境や新たな体験価値を提供し、観光・集客需要の増進や広域からの交流人口の増加による地域経済の活性化に寄与していく。

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