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» 2022年06月28日 13時00分 公開

埼玉県草加市で延べ15.1万m2の物流施設が竣工し満床で稼働、プロロジスリテール&ロジスティクス

プロロジスは、埼玉県企業局が整備する埼玉県草加市の草加柿木フーズサイトで、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク草加」の竣工式を2022年4月27日に開催した。今回の施設は、日本通運、スズケン、ヤオコーと賃貸契約を締結済みで、満床での稼働開始となる。

[BUILT]

 プロロジスは、埼玉県企業局が整備する埼玉県草加市の草加柿木フーズサイトで、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク草加」が2022年4月27日に竣工したことを同日に発表した。

JR武蔵野線「越谷レイクタウン」駅から徒歩約13分の場所に立地

 プロロジスパーク草加が立地する草加柿木フーズサイトは、東京都の中心部まで約20キロの場所にあり、東京外環自動車道(外環道)と国道4号バイパス(東埼玉道路)の結節点に近く、外環道「草加インターチェンジ(IC)」から約7キロのエリアに位置し、「外環三郷西IC」から約5キロと至近にある。

 なお、外環道は「三郷南IC」〜「高谷JCT」間が開通し、千葉湾岸エリアと接続したことで、物流機能が向上した他、東埼玉道路は、国道16号と接続する計画で整備中なため、開発地は広域物流や地域配送のいずれにも利用可能な物流好適地。

 さらに、JR武蔵野線「越谷レイクタウン」駅から徒歩約13分と、徒歩でも通え、交通利便性に優れるだけでなく、草加・越谷エリアは居住人口が多い地域で、草加市は人口約25万人を抱え、開発地に隣接する越谷市、三郷市、吉川市の人口を合計すると約80万人が住んでおり、庫内で働く人材を確保しやすい。

「プロロジスパーク草加」の外観 出典:プロロジスプレスリリース

 プロロジスパーク草加は地上4階建てのマルチテナント型物流施設。建物は、中央車路とダブルランプウェイにより、45フィートコンテナトレーラーが各階へ直接アクセスでき、最大約33057.85平方メートルのワンフロアオペレーションが行え、大規模な自動化設備を導入しやすい仕様で、柱スパンは11×11メートルを採用した。

 1階は、草加柿木フーズサイトのコンセプトに合わせて食品関連企業の入居を想定し、北側の半分には、大規模な床かさ上げを可能な仕様とし、排水経路を設けることで食品工場やプロセスセンターとしての利用も実現。加えて、4面にバースを配置し、多数の4トントラック用駐車スペースを整備して、食品流通やスーパーマーケットに適した仕様とした。

 施設内には、働きやすさに配慮し、カフェテリアや売店を設け、周辺地域からの車通勤も想定して、乗用車400台分の駐車場を完備し、通勤利便性向上のため、「南越谷」駅と「越谷レイクタウン」駅を経由する専用バスを運行する見通しだ。

「プロロジスパーク草加」のカフェテリア 出典:プロロジスプレスリリース

 環境配慮に関して、施設屋根面に2メガワットの太陽光発電設備を備え、自家消費を行うだけでなく、余剰電力の自己託送を実施する。また、通常のLED照明と比べて、電気使用量を半減する高天井用人感センサー付きLED照明を導入し、入居企業の電気代削減を図っている。

 電気自動車用の急速充電設備も用意し、大型蓄電池の導入も見込んでいる。これらの取り組みにより、建築環境総合性能評価システム「CASBEE」の「Aランク」と「BELS」を取得するとともにZEB仕様とする。

 BCP対策については、防災拠点施設として草加市と「災害時等における施設の提供協力に関する協定」を締結し、地震への対応で、プロロジスとして初めて「球面すべり支承」による免震構造を採用し、非常用発電機燃料として地下に大型オイルタンクを設け、停電時には防災センターや入居企業の事務所エリアなどへ最大約7日分の電力供給が行える。

 備蓄燃料は、災害発生時に、プロロジスが運営する周辺の物流施設への移送も想定しており、貯水槽には30日分のトイレ用水を確保し、断水時における入居企業の事業継続をサポートする。

プロロジスパーク草加の概要

 プロロジスパーク草加は、免振構造のRC造(柱)・S造(梁)造地上4階建てで、延べ床面積は15万1747.88平方メートル。所在地は埼玉県草加市柿木町字宝1352-2で、敷地面積は6万8631.07平方メートル。着工は2020年11月で、竣工は2022年4月を予定している。

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