滋賀県大津市で延べ1.5万m2の物流施設の開発に着手、中央倉庫リテール&ロジスティクス

中央倉庫は、2023年5月下旬の竣工に向け、滋賀県大津市で物流施設「大津倉庫」の開発に着手したことを公表した。

» 2022年02月16日 13時00分 公開
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 中央倉庫は、滋賀県大津市で開発を進める物流施設「大津倉庫」が2022年4月上旬に着工することを発表した。

大型貨物もバンニング可能

 開発地は、名神高速道路の「瀬田西インターチェンジ(IC)」と「瀬田東IC」から約6キロの場所にあり、「京滋バイパス石山IC」から約5キロのエリアに立地する他、2024年度開通予定の新名神高速道路(大津ジャンクション〜城陽ジャンクション)「大津スマート IC(仮称)」から約2キロの地域に位置する。

 大津倉庫は、倉庫棟と事務所棟で構成され、倉庫棟は、コンテナ車に対応する15メートルの庇(ひさし)を備え、大型貨物もバンニング※1可能な積み込み用ホームを設ける。さらに、自家発電装置を設置し、地震などの自然災害対に処するとともに、全館にLED照明を採用し、屋上に太陽発電設備を完備し、環境負荷の低減を図る。

※1 バンニング:輸出貨物をコンテナに詰め込む業務

 事務所棟は、休憩室と宿泊施設を配置し、敷地内は全てバリアフリーとして、身障者用トイレを設置し、多様な従業員が働きやすい職場に仕上げる。

「大津倉庫」の完成イメージ 出典:中央倉庫プレスリリース

大津倉庫の概要

 大津倉庫は、倉庫棟と事務所棟から成り、倉庫棟はRC・S混合造4階建てで、延べ床面積は約1万3223.14平方メートル。事務所棟は、S造3階建てで、延べ床面積は1818.18平方メートル。所在地は滋賀県大津市関津4丁目。着工は2022年4月上旬で、竣工は2023年5月下旬を予定している。

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