大阪府摂津市鶴野で延べ1.4万m2の物流施設が着工、サンケイビルら:プロジェクト
サンケイビルは、近畿総合リースとともに、大阪府摂津市鶴野で2022年9月の竣工に向け物流施設「(仮称)摂津物流計画」の開発を進めている。
サンケイビルは、近畿総合リースとともに、大阪府摂津市鶴野で計画を進めていたシングルテナント型物流施設「(仮称)摂津物流計画」が2021年7月に着工したことを発表した。
開発地は、近畿自動車道「摂津北インターチェンジ(IC)」から約1.2キロ(自動車で約3分)の場所にあり、大阪府都心部や京都府と兵庫県神戸市への交通利便性に優れる。さらに、大阪モノレール「摂津」駅から徒歩6分と周辺住民は通勤が容易で、雇用を確保しやすい。
建物には、15台分のトラックバースと7台分のトラック待機場を配置する。倉庫には、天井高が5.5メートルで、床荷重は1平方メートル当たり1.5トンというスペックを備える。
「(仮称)摂津物流計画」のイメージパース 出典:サンケイビルプレスリリース
環境配慮に関しては、省エネで長寿命のLED照明を全館に導入し、消費エネルギーの削減を行い、ドライバー専用のトイレや休憩所も設け、庫内の就業者が快適に働ける空間を提供する。また、出入口のバリアフリー化や豪雨対策として雨水浸透層・雨水残留槽を取り付け、外壁にはサンドイッチパネルを搭載し、屋根には屋根材を二重化する工法「ダブルパック」を採用し断熱性と遮音性を高める。
これまでサンケイビルの物流施設開発事業では、2021年4月に千葉県柏市で物流施設「SANKEILOGI柏の葉」の開発を手掛けた他、神奈川県厚木市でも物流施設用の事業用地を確保し、新規物件の準備を進めている。
摂津物流計画は、S造地上4階建てで、約1万4773平方メートル。所在地は大阪府摂津市鶴野四丁目66番3で、敷地面積は約7316平方メートル。設計・施工は錢高組が担当し、着工は2021年7月で、竣工2022年9月を予定している。
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