延べ床面積約14万m2の大型複合施設が四ツ谷に誕生、被災時の設備も実装プロジェクト(2/3 ページ)

» 2020年04月15日 07時00分 公開
[遠藤和宏BUILT]

食品スーパーやコンビニなどを配置

 地下1〜地上2階のCO・MO・RE Mallには、コンビニエンスストアや食品スーパー、ドラッグストア、100円均一ショップなどの他、クリニックや携帯キャリア、クリーニングといった計39店舗が集積されており、地域の生活利便性向上に貢献している。また、配置された飲食店は、日本料理店やラーメンレストランで、昼夜問わず、食事を楽しめる。

左から1階の商業ホール、パサージュ沿い並ぶ店舗、2階の商業ホール 出典:三菱地所

 地上3〜7階の住宅部分は、敷地南西側のザ・レジデンス四谷アベニューと北東側のザ・レジデンス四谷ガーデンの2棟で構築されており、計60戸の住戸を備える。今回整備される住宅は、従前に権利者に提供されるとともに、一部住宅は三菱地所レジデンスと西松建設が共同で分譲した。

左からザ・レジデンス四谷アベニューのラウンジ、エントランス付近の水景、ザ・レジデンス四谷ガーデンのラウンジ 出典:三菱地所
ザ・レジデンス四谷アベニュー(左)とザ・レジデンス四谷ガーデン(右)の外観 出典:三菱地所

 地上3〜7階の四谷グローバル スタディスクエアには、語学スクール「日米会話学院」などが入る。同学院は、社会人向けの英語教育や外国人を対象にした日本語教育を実施しており、将来的に周辺住民などを対象とした生涯学習講座の提供と、周辺企業との産学連携の取り組みを行う。

四谷グローバルスタディスクエアのエントランス(左)と授業風景(右)のイメージ 出典:三菱地所

 地下1〜2階の四谷スポーツスクエアには、講演会やバレーボール、バドミントンなどで使える多目的ホール、音楽室、会議室が整備される。地上1〜4階の四谷クルーセは、文化国際交流拠点として国際交流基金と国際観光振興機構が入居する。

左から、多目的ホールのイメージ、会議室、音楽室 出典:三菱地所

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