就業率の推移を男女別に見ると、男性の就業率は2008年の69.9%から2018年には69.3%(2008年比▲0.6イント)となり、やや低下しているが、女性の就業率は2008年の46.5%から2018年には51.3%(2008年比+4.8ポイント)に上昇しており、女性の就業率向上が就業者数の増加を支えていることが分かる(図表3)。
次に、建設業の就業者数を見ると2002年の618万人から大幅な減少傾向が続き、2011年には502万人となった。その後は横ばいでの推移が続き、2016年には495万人に減少したが2018年には503万人に増加している(図表4)。
建設業就業者の年齢層別の構成比を見ると、65歳以上は2000年の6.3%から2018年には15.5%に増加、55〜64歳も18.5%から19.3%に増加している。両者を合わせた55歳以上の比率で見ると、2000年の24.8%から2018年には34.8%となっており、高齢化が進んでいることが分かる(図表5)。
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