サウンドグラフは、販売代理店のタツフトと共同出展。Twitter、Facebook、Instagram、YouTubeといったソーシャルメディアと連動して、店舗内に設置されたディスプレイに表示させる「ソーシャルボード」を紹介。
店頭で最新のブランドビジュアルやプロモーションビデオを流したり、SNSを通じてユーザーとコミュニケーションを取れる新しい販促の形を提示した。ディスプレイが額縁タイプの「ソーシャルフレームウォール」も用意されており、Instagramの写真を掲出すれば室内インテリアの1つとしても楽しむことができる。ソーシャルボードの厚さは14mmで、解像度は1920×1920px(ピクセル)。
ディスプレイを何枚も組み合わせる「コネクテッドウォール」もブース壁面に掲示。4K映像に対応し、最大で255台の筐体を同期させることができる。ディスプレイを自由に配置すれば、その形に応じて、コンテンツの加工をしなくても、自動で回転と切り抜き表示される。動画はYouTube上で管理するため、配信やスケジュール管理はどこでも行える。
また、店頭オーダーのメニューボードのデジタル化も提案。「デジタルメニューボード」は、49インチと正方形26.49インチの2タイプで、厚さ1.4cmながらもWi-Fiを内蔵。制作・配信・管理を一括で管理し、データは入れ替えるだけで多言語化することもできる。スケジュール管理機能があるため、時間帯に合わせてメニューやデザインを切り替えられる他、ソーシャルボード同様に、SNSとリンクすることができ、視認性アップやブランディングの向上につながると訴求した。
板材加工の専門企業として知られる鈴木プラスチックは、創業53年の歳月で培った印刷と加工技術を前面に出したブース構成。印刷サービスは、最大1260×2500mm・厚さ48mmまでに対応し、加工は大型レーザー機で、最大3000×1500mm・厚さ30mmまでに応じる。
会場ではローランド ディー.ジー.のUVインクジェット機「VersaUV LEF-300」の実機を展示し、デモンストレーションを行った。クリアインクを搭載し、プレミアム感が演出できるグロス、マット仕上げ、厚盛り印刷が可能。表面に凹凸のある質感を出せ、シボ加工を施したような風合いが表現できる。
展示ブースでは、アクリル・PET・塩ビの販促用小物やノベルティ、大型アクリルパネルなど、多数の出力・加工サンプルを掲出し、品質力・加工力・対応力の強みをアピールした。
この他、日華化学のショーウインドーをサイネージに変えるロールスクリーンタイプのデジタルサイネージ「ディアルミエ」、サインアーテックのフラッシュ撮影すると絵柄にない人物が現れる顔ハメ看板、技研商事インターナショナルのGIS(地図情報システム)を使った高度な商圏分析・エリアマーケティングシステム、プリ・テックの設営が簡単でらくがきができる紙製ブース「らくがきイベントツール」などが注目を集めた。
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