コマツは「TECHNO-FRONTIER(テクノフロンティア)2015」内で開催されている「国際ドローン展」に出典。2015年2月から提供を開始した「スマートコンストラクション」を紹介した。
コマツの「スマートコンストラクション」は、ICT(情報通信技術)を活用して建設現場の情報を連携し、安全で生産性の高い現場を実現するとともに、蓄積されたデータを新たなサービスに活用するというもの。2001年から展開する建設機械の情報確認システム「KOMTRAX」や、2013年から展開するICT建設機械などをベースとし、これらを結ぶことで建設作業を包括する新たなサービスモデルの確立を目指している(図1)。
具体的には、同社が開発したクラウドプラットフォーム「KomConnect」に対し、以下の6つの情報を入力・連携させる。
これらにより、建設業者は、建設現場における測量から完成までの作業工数などを大きく削減できる他、コスト削減なども実現可能だ。既に2015年2月からグループ会社のコマツレンタルを通して提供を開始しており、徐々に実績も拡大しているという。
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